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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

「運動の効果を引き出すために 目標設定と動機づけ②」

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

「運動の効果を引き出すために 目標設定と動機づけ②」

2016.08.01

 

前回のお話は運動を始める際には“なぜ運動を始めようと思ったのか”というきっかけをしっかりと考える事の大切さをお話させて頂きました。そして、今回はそれらの課題を解決するための、目標の立て方についてお話させて頂きます。



目標があるのとないのでは結果に大きな違いが出てくるのは想像できるかと思います。

目標の立て方のポイントは一つは具体的である事です。

ただ“痩せる“よりは”いつまで“に”何キロ“痩せるかを考える事です。



そしてその具体的設定は”出来る見込みの50%”が理想と言われています。

例えば3か月で20㎏は100%不可能、3か月で500gは確実に可能(0)だと考えるはずです。



でも、3㎏や2㎏だったらどうでしょう?何となく、いけそうな気がするけど少し努力しないとと考える人が多いはずです。つ

まり、成功する確率がフィフティ・フィフティ(50)となる設定が最も取り組みやすい設定なのです。



そしてもう一つ重要な点は、“結果“の目標よりも”行動“の目標を重視する事です。

目標を達成するには、今までの生活スタイルのままで結果が出るわけがありません。

現状の生活を改め、より最適な行動を促すためにも自分がどのように行動したら良いかを自ら決める事が重要です。



例えば一週間で最低週2回はフィットネスに通うと決めれば、その行動を達成するために、その日は仕事を早く切り上げて、運動をする時間を確保しなくてはいけません。

時間がある時に運動するという発想の人は基本的に長続きしません。

行動が変われば、習慣が変わります。

是非皆さん、もう一度ご自分の身体について見直してみましょう。



理学療法士 平野雄三