home

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「肩こり⑨」

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「肩こり⑨」

2017.05.29

こんにちわ


メディカルフィットネスさくらの坂本です。


 


前回、猫背はなぜ、肩こりになりやすいのかをお伝えさせて頂きました。また、猫背テェックテストもご紹介させて頂いたのですが、チェックはお済みでしょうか?


今回は、猫背の原因の一つである「お腹を突出した姿勢(休み姿勢)」についてお伝えしていきます。


 


なぜ、お腹を突出した姿勢が多いのか


理由は簡単です。楽だからです。


通常、理想の姿勢と言われる姿勢は少なからず姿勢筋と言われる体の奥にある小さな筋肉を収縮させておく必要があります。


休めの姿勢は筋肉の収縮ではなく筋肉や皮膚の弾力性(ゴムをイメージしてください)や靭帯などを使っているため、一時的に見れば力を使う必要がないので楽な姿勢となります。


 


ただし、これはあくまで一時的な場合です。この姿勢を長時間取っていると、腰や首の骨に集中的にストレスをかけることになるので腰痛や肩こり、首痛を起こしやすくなります。さらに、お腹やお尻の筋肉は休んでいますが、腰や首周囲の筋肉は負担を減らそうと常に力を入れるようになり、筋肉に「コリ」ができてきます。これが続くと肩こりや腰痛など体に悪影響を及ぼすようになります。


 


姿勢を直すためのポイント


この休めの姿勢を直すためのポイントは骨盤の位置を意識することです。


人の理想的な姿勢とは簡単に言うと足首→膝→骨盤→肩→頭が一直線に乗っている状態です。この状態から崩れる原因はたくさんありますが、一番多いのは骨盤が前に移動してしまっていることです。


骨盤を正しい位置に戻すためには、お腹とお尻の筋肉を使って骨盤の位置を修正する感覚を取り戻す必要があります。


 


 


今回は骨盤の位置を修正するために必要な腹筋とお尻の筋肉の使い方のエクササイズをご紹介していきたいと思います。

画像を参考にやってみましょう!


 


今回のまとめ


・休めの姿勢は一時的には楽のように感じますが、一部の筋肉・骨に集中的にストレスを与える


・姿勢の崩れは骨盤が前方に移動している場合が多い


・骨盤が前に出てしまう原因は腹筋とお尻の筋肉を使わないことが習慣化されているから


・姿勢改善のポイントは筋肉を鍛えるのではなく、使う意識が出来るようになること


 


 


今回は猫背姿勢の中でも原因として多い、お腹突出タイプの原因とその改善エクササイズについてお伝えさせて頂きました。


次回は肩こりシリーズ最終回となる「手を使いすぎ」からくる猫背の原因とその対処方法についてお伝えさせて頂きます。


 


最後までご覧いだたきありがとうございました。


 


肩こりシリーズが終了に近づいてきたので、次のシリーズを考え中です。


何かご希望の内容がありましたら、お問い合わせフォームからお知らせください。


例えば、腰痛シリーズ、ダイエットシリーズ、ひざ痛シリーズ、などなどお気軽に言ってください。


 


メディカルフィットネスさくら 坂本 英樹