2017.06.05
こんにちわ
メディカルフィットネスさくらの坂本です。
今回、ついに肩こりシリーズが最終回となります。その内容は、「手の使いすぎ」からくる猫背の原因と対処方法についてです。
手の使いすぎと肩こりの関係
手と肩、離れているので関係ないように感じますよね。実は次の要因から関係し合っています。
1)手を前に出すことで猫背になる!
手は基本的には体の前で動かすことが多いですよね。手が前に出ると肩が内側に入ります。肩が内側に入ると背骨は勝手に丸まるようになっています。つまり、手を使うことが多い方は知らず知らずに猫背になっていることが多いということです。猫背が肩こりになりやすいのは以前のブログで書かせて頂いたのでそちらをご参照ください。
2)手を前に出すことで胸の前の筋肉が硬くなる
上で説明したように、手を前に出すことで猫背になります。さらにこの状態を長時間続けることで胸の前にある筋肉は短く、硬くなります。そうなると背筋を完全に伸ばすことが難しくなります。人は楽な方を選ぶようになっているので、わざわざ頑張って背筋を伸ばすことを選びません。その結果、猫背が習慣化され、常に首や肩の筋肉に負担をかけるようになります。
3)背筋の使用頻度が減る
人の体は前後の筋がそれぞれ関係し合っています。例えば、腕の力こぶの筋肉と二の腕の筋肉でいうと、力こぶの筋肉の方が使いやすいので、二の腕の筋肉は衰えたるみが出やすくなります。
猫背ではそれ以外にも胸の筋肉が使いやすいので、背中の筋肉は衰えやすくなります。
つまり、胸の筋肉は強く、背中の筋肉は弱い関係のアンバランスが生じ、より猫背が助長されてしまいます。
このようにして、猫背とは日々の生活の何気ない習慣から知らず知らずのうちになってしまいます。
そして、無意識だからこそ、姿勢を修正するのは大変で長年「肩こり」に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
今回、お伝えする内容で猫背改善のポイントは
①胸の筋肉はストレッチする
②背中の筋肉を鍛える
この2つに前回、お伝えしたお腹やお尻の筋肉を鍛えるエクササイズをすることが猫背改善に繋がります。
早速画像を参考にしてやってみましょう!
今回のまとめ
・手を使うことが多いと無意識に猫背になる
・猫背になると胸の筋肉が硬くなり、背中の筋肉が弱くなる
・猫背は肩こりだけでなく、二の腕や背中のたるみを引き起こす
・猫背を改善するためには胸の筋肉はストレッチして背中の筋肉は鍛える
今回は手を使いすぎることによる猫背についてお伝えしました。今回を持ちまして「肩こりシリーズ」は終了となります。
次回からはまた新しい内容でスタートしたいと思います。何かご希望の内容がありましたら、お問い合わせフォームもしくはスタッフまでお伝え下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
メディカルフィットネスさくら 坂本 英樹