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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「冷え①」

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「冷え①」

2017.06.12

こんにちわ




メディカルフィットネスさくらの坂本です。




 




前回まで、肩こりシリーズとして肩こりの原因や肩こりエクササイズなどをご紹介させて頂きました。少しはお役に立っているでしょうか?




今回からはまた違う内容でお話しさせて頂きたいと思います。




 




今回のテーマは「冷え」について話していこうと思います。




冷えはただ、手足が冷たいだけでなく体の様々な不調と関係しており、「冷え」でお悩みの方も多いかと思います。




 




「冷え」とは何か?




「冷え」とは、手足や臓器への血流量が低下することで冷たさを感じることを言います。手足のみが冷たい人を「末端冷え性」と言い、特に女性で悩んでいる方が多いです。




「末端冷え性」の場合は、手足の先に行く毛細血管への血流量が低下することによって起こると言われています。




 




なぜ、血流が低下するのか?




血流低下の主な原因を挙げていきます。




①血液が「ドロドロ」




血流とは血液の流れを表すため、血液が「ドロドロ」の場合、流れが悪くなることは容易に想像できるかと思います。




血液の質を低下する要因としては、1)糖質・脂質の取りすぎ、2)水分不足、3)塩分の取りすぎなどが挙げられます。




 




②運動不足による筋力の低下




血液は心臓を介して全身に送られますが、末梢から心臓に送り返すためには静脈のポンプだけでは不十分なので、筋肉の力も必要となります。運動習慣がない女性では筋肉が細くなり筋肉によるポンプ作用が弱く、血液を十分に心臓に送り返すことができなくなります。また、デスクワークなど筋肉を動かさない場合も同様に筋肉ポンプがあまり使用されません。これにより、足の血流が低下して「足のむくみ」として夕方ごろに著明に現れます。




 




③ストレスやタバコ、アルコールなど生活習慣




血管の収縮・弛緩は自律神経によってコントロールされているため、ストレスによって自律神経が乱れると血管の働きも乱れてしまいます。また、タバコは末端の毛細血管への血流を妨げ、アルコールは一時的には血流が良くなりますが、その後、脱水や毛細血管への血流を妨げてしまいます。




 




これらの原因によって、「冷え」が引き起こされます。




もちろん、それ以外に冷房など外因的要因もありますが、体の中からくる原因としては上記のようなものが挙げられます。




 





 



「冷え」は体にどのような影響を及ぼす!?







全身:疲労や体のだるさ、食欲不振、便秘



痛み:肩こり、腰痛、痙攣(つる)、足のむくみ



皮膚:乾燥肌、皮膚のかゆみ、アレルギー







このように「冷え」によって体全身に不調を引き起こすことがあります。



 



今回のまとめ



・「冷え」はただ単に体が冷たいと感じるだけのものではない。



・「冷え」の原因はエアコンのみでなく、日頃の食生活や運動不足からも起こる。



・「冷え」によって、全身の不調を引き起こす可能性がある。



 



今回は冷えについて、その原因と代表的な症状についてお伝えさせて頂きました。



次回は「冷え」を解消するためのワンポイントアドバイスを中心にお伝えしていきたいと思います。



最後までご覧いただきありがとうございました。