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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「冷え②」

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

ちょっとためになるブログ「冷え②」

2017.06.26

こんにちわ

メディカルフィットネスさくらの坂本です。


今回も前回に引き続き、冷えについてお話していきます。


冷えは血液の流れ、つまり「血流」が悪化することで起こります。

血液は酸素や二酸化炭素だけではなく、食事から摂取した栄養や体の細胞から出た物質など数多くのものが血液を通して全身を循環します。

この血液の流れが「血流」です。


血流が悪くなると・・・・??

①全身に十分な酸素や栄養が供給できない

②疲労物質や痛み物質が停滞して疲労感や痛みを引き起こす

このように全身に影響を及ぼします。

肩こりや便秘、疲れやすいなどの症状で悩まされている方は実は「冷え」が原因かもしれません。


皆さんの体温は何℃くらいでしょうか?

人の体は36.5℃~37.0℃くらいが最も良いとされています。


ちなみに・・・・

体温が1℃低いだけで(35.5℃の場合)

代謝13%↓・・・・基礎代謝が1300kcalなら約170kcal分(ご飯100g分)

免疫38%↓・・・・病気にかかりやすい、体調が崩れやすい

腸内環境↓・・・・・善玉菌の活動が低下し、悪玉菌が優位になる


体温が低いだけで体に悪影響を及ぼすことがお分かり頂けたでしょうか?

逆に体温が高いだけで代謝や免疫、腸内環境などが高まります。

それでは温活をスタートする上で必要なポイントをお伝えしていきます。


①運動する

筋肉を動かすことで熱が生産されるため、体温が上がります。

また、筋肉は血液を押しだすポンプの役割もあるため、筋肉を動かすことで血流がよくなります。

1日30分程度の有酸素運動が理想的です。

※本格的な運動である必要はありません。例えばテレビを見ながら足踏みするだけでも違います。

また、筋肉のポンプを強めるために簡単な筋力トレーニングを行うとより効果的です。


②温かい飲み物を意識する

これから夏に向けて冷たい食べ物やのみものが美味しくなる季節ですが、摂り過ぎは注意が必要です。

できることならば、常温もしくは白湯などを飲むことをお勧めします。


③入浴する

夏はシャワーのみで済ませてしまいがちですが、できれば毎日10分程度湯船に浸かることで体温を上げることができますので意識してください。


④暖かい食べ物を食べる

人参やごぼう、レンコンなどには体を温める作用があります。逆に果物や砂糖などは体を冷やす性質があるため、体温を上げる際にはあまり適さない食べ物となります。目的に応じて食べ物を選択してください。


⑤呼吸を意識する

「冷え」やストレス、体に不調を感じている方は気付くと呼吸が浅くなっていることが多いです。

深呼吸することで循環の改善や腹式呼吸をすることで腹筋の運動にもなるのでさらに体温を上げる効果が期待できます。

さらに深呼吸は副交感神経を優位にするためストレスを感じている方などにお勧めです。


以上が体温を上げるためのポイントになります。

日常生活で少し意識を変えることで、体温を上げることができるようになります。大切なことは日々の積み重ねです。

少しずつ実践してみてください。


最後までご覧いただきましてありがとうございました。