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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

更年期と上手く付き合うために

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更年期と上手く付き合うために

2018.02.12


現在、更年期にあたる45歳から54歳までの女性は、約800万人います。

そのうち何らかの更年期症状や更年期障害に悩まされる人の割合は、70%にも上ると言われています。



皆さんは「更年期障害」とはどのようなものかご存じですか?

閉経に伴いほてりやのぼせ、イライラなどの問題が起こるといったなんとなくのイメージはあると思います。

具体的な症状や対処法など正確な知識はあまり広まっていないのが現実です。



では、更年期とは何なのか?

更年期とは人生の折り返し点を通過し、後半戦に向かって進んでいこうとしているステージです。

女性ホルモン(卵巣ホルモン)の分泌が正常にいかず、月経の異常が起こりやすくなると同時に、様々な身体的、精神的な違和感が現れやすくなります。

更年期におこるこのような障害が更年期障害です。

女性ホルモンの分泌がうまくいかないことで、骨粗鬆症や体脂肪の増加、筋肉の減少による排尿障害など様々なリスクを高めます。

これは女性の体のほとんど全ての細胞、器官にはエストロゲン(卵胞ホルモン)が影響を与えているためです。

このエストロゲンは卵巣で生成されますが、体脂肪、皮膚、筋肉でも生成されます。

閉経時期にそれらの作用がうまくいかないことで身体に変化をもたらします。

自身の老いを受け入れられないといった精神的な面での苦しみを抱えており、不眠やイライラなどに繋がることもあります。

この問題はデリケートな面があり、言葉や表情に出さないように隠している女性も多くいます。




更年期障害は日々の生活習慣により良くも悪くもなります。

更年期を迎える前から自分の身体の変化に向き合うことでリスクを低下することができます。

運動と食事に関してはすぐにでも実践できることです。

食塩の過剰摂取に注意し、不足しがちなカルシウムやビタミンがとれるバランスの良い食事をする。

自分の体重を負荷にし、まずは10分のウォーキングから始めてみる。女性として人生の後半戦を有意義に過ごすためにも今から始められることを行動に移していきましょう。