
膝の症状をでにくくするために①(中野)

2018.02.19
理学療法士の中野です。
本日は膝の症状として気を付ければならない、変形と痛みの対策について述べていきます。
下記の流れで話が進んでいきますので、ご参考にしてください。
①変形性膝関節症
②原因
③治療
①変形性膝関節症
膝の痛みと水がたまることが主な症状です。
女性に多くみられ、高齢になるほど罹患率は高くなります。
立ち上がりや歩きはじめなど動きの開始時に痛み、休めば痛みがとれます。
症状が悪化すると、正座や階段の昇降が困難となります。
最終的には安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝が最後まで伸びず歩行が困難になります。
②原因
原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満も関与しています。
また骨折や靭帯や半月板損傷などの外傷、そして痛みが強く生じていたときの後遺症としてでることもあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使いすぎによりすり減り、関節が変形します。
③予防と治療
この5つの原則を守るようにしましょう
(1)太ももの前の筋肉を鍛える
(2)正座を避ける
(3)肥満であれば減量する
(4)有酸素運動を行う
(5)ストレッチを行う
※本日はふともも前の筋肉を鍛える方法をお伝えします(詳しくは画像にて)