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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

~お悩みの肩こりについて~

「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

~お悩みの肩こりについて~

2018.06.04

今回は肩こりについてお伝えしていきたいと思います。


*肩こりとは*



 『肩から首の周辺の筋肉が緊張し、重苦しく感じる状態』のことを言います。

 『痛い』『重い』『苦しい』『だるい』『張っている』『ジンジンする』など、

 人によって感じ方はさまざまです。


*肩こりの主な症状*

 部位によって痛みの感じ方が異なります。

 首から肩上部にかけてのこりは、重い物が乗っているような違和感、

 肩甲骨と脊柱の間のこりは、肩甲骨の内側の際に鉄板のような硬いものが


 入った感じの痛みであることが多いようです。

 重い痛みを放っておくと、頭痛や顔面、目の奥の痛み、

 肩から手の痛みしびれなども起こる可能性があります。



*肩こりの原因*

 肩こりになる原因は人によって異なります。

 長時間の無理な体勢や肥満、なで肩といった体型や姿勢の問題、生活習慣、老化、ストレスなど、

 いろいろな理由から肩こりは起こります。



*原因となりやすい4つの要素*

 ①ストレス

  日々のストレスは強く感じれば感じるほど全身の筋肉が緊張して血流が悪くなってしまいます。

  さらに、強いストレスは血管自体を収縮させてしまうので、筋肉の中で血流障害が起こり、

  筋肉疲労から肩こりになります。

 ②疲労

  特に眼の疲労。細かい文字を読み続けていると、目やその周りの筋肉が緊張し、

  首や肩も同じように緊張することが、肩こりに繋がります。

 ③運動不足

  筋肉の収縮と弛緩の作用は血流をめぐらせる働きがあります。

  そのため、運動不足になると、筋力が低下し、血液を送り出す力が不足するため、血流が悪くなります。

  特に、肩甲骨周囲の筋肉の動きが悪くなると肩周囲の血行が悪くなり、疲れやすいうえ、

  肩こりになりやすい身体になってしまいます。

 ④姿勢

  長時間本を読んだり、デスクワークをしている時、ほとんどの人が首を前に突き出し、

  両肩がすぼんだ姿勢になっています。



*肩こり改善のためには*

 原因に応じた対処が重要になります。

 筋肉や姿勢の視点では、凝っている筋肉を把握することが重要なポイントとなります。

 凝りやすい筋肉は『僧帽筋』『肩甲挙筋』『菱形筋』などがあります。

 筋肉を意識して運動を行うことでより効果を出しやすくなります。

 改善の為の運動では、ストレッチに加え、

 筋力トレーニングも併用して行うことでより効果が出やすくなります。

 先ほどあげた凝りやすい筋肉の『僧帽筋』のストレッチと筋力トレーニングを紹介します。



*僧帽筋のストレッチ*

 ①左を見たまま顎を引いて頭を下に倒しましょう

 ②右側の首から肩周辺の筋肉が伸びているのを感じましょう

 ③呼吸を続けて20秒保持します

 ④反対側も行いましょう



*僧帽筋の筋力トレーニング*

 ①頭の横に手を当てましょう

 ②首を横に倒すように力を入れます

 ③手で倒れないように押さえ頭と手で押し合いしましょう

 ④5秒行い、3秒休憩を10回左右行います

 《注意点

 ・運動を行う際はリラックスして行いましょう

 ・優しく行い、反動は加えないようにしましょう