
生活習慣病 ~糖尿病~ (加藤)

2018.07.02
理学療法士の加藤です。
以前の記事では生活習慣病について触れました。
少し考えるきっかけになって頂けましたでしょうか?
今回はさらに詳しく生活習慣病についてお伝えしていきます。
生活習慣の乱れによって引き起こされる疾患(糖尿病、高血圧、脂質異常症、脳卒中、
心臓病など)の中でも“糖尿病”についての知識を共有できたらと思います。
糖尿病とは利用されない糖が血液中に増加して高血圧状態となり尿に糖が排泄され、
様々な合併症を引き起こします。
発症因子として1つに遺伝子的なもの、それに加え過食、肥満、運動不足、
ストレスなどの環境因子が挙げられます。
自覚症状が無く緩やかに進行するのが恐ろしい病気です。
糖尿病の63%が65歳以上だそうです。
糖尿病によって、腎臓、神経、眼、血管に障害が合併症としてありますが、
腎臓に症状が出た時には10~12年経過し既に重症化している状態です。
<ポイントとなるデータのチェック>
①血糖値正常値→空腹時:100mg/dl未満
食後:140mg/dl未満
②HbA₁ⅽ →7.9%未満
まずはこのポイントだけはおさえていきましょう。
これらの数値を超えている場合、かなり血管のダメージは大きい状態になっていると
言えます。
早期に発見して、合併症を予防!
そして、糖尿病の人も、そうでない人も健康寿命を延ばすことが大切です。
発症原因が明らかになっているものだからこそ、予防しがいがありますよね!
予防するためには食事療法、適切な運動は必須です!!
次回の記事で食事、運動について紹介したいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました☆