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「メディカルフィットネスさくら」からのお知らせ

「糖尿病」予防のポイント(加藤)

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「糖尿病」予防のポイント(加藤)

2018.07.23

理学療法士の加藤です。
前回の記事のテーマ
「糖尿病」について引き続きご紹介します。

今回は糖尿病予防のための、食事や運動についてみていきましょう。



≪日本人は糖尿病になりやすい?≫

実は日本人が糖尿病になりやすい人種であることを、皆さんは知っていますか?
それは欧米人と比較し、血糖値をコントロールするインスリンの分泌能力が低い為です。
欧米人はその能力が高いため、ある程度の過食が続いてもインスリン分泌が追い付きコントロールされます。
インスリンの分泌が低い日本人が欧米化した食生活となれば、欧米人よりも糖尿病になるリスクが高まるのは明らかです。
もちろん、過食の習慣が続いてしまうと「肥満体型」になってしまうのは欧米人も日本人も変わりません。




≪「糖尿病予防」どうすればいい?≫

糖尿病は糖を下げる「インスリン」のコントロールができなくなり、血中の糖の濃度が上がってしまう病気です。
原因は「食事の欧米化」以外にも「運動不足」が、日本の糖尿病人口増加に大きく影響を与えています。
適度な「運動」は、体の基礎代謝を上げ、太りにくく燃焼しやすい身体を作ります。
また血圧が高い人は、有酸素運動により血圧が下がったり、動脈硬化の進行を抑えたりしますので日常生活に加えてあげると、より良く過ごせるでしょう。
食事での予防としては「カロリー過剰」「インスリン分泌過剰」に気を付けるという考え方が重要となってきます。
では最後に食事のポイントをみてみましょう。



≪食事のポイント≫

★1日3食(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)※図②参照

★間食はなるべく控える

★腹八分目を意識

★食べるスピードはゆっくり、多く噛む

★砂糖の摂取量を抑える

★食物繊維を多く摂取
(できれば食事の最初の方に摂取)

★バター、オイル、マーガリン、揚げ物などの油の量を注意する



≪豆知識≫

身体に良い調理法:茹でる・蒸す>焼き>炒め>揚げ
多くとりたいもの:野菜>魚>鳥>豚>牛


ご参考に!